こんにちは、にどねゆうきです。


  • プレイステーションのRPG「クロノクロス」が面白いので語りたい

さて、始めました「クロノクロス」!! 
私が小学生のころにプレイステーションで発売された名作ゲームです。


クロノ・トリガー(特典なし) アルティメット ヒッツ クロノ・トリガー SFC スーパーファミコン クロノトリガー 箱・説付属

前作のクロノトリガーはもちろん大好きで、
つよくてニューゲームでラスボスに挑みまくるのが日課の時期もありました。

ですが、続編のクロノクロスは未プレイ。
当時友達のお兄ちゃんがやっているのを見ていたゲームという印象でした。


  • クロノクロスの「バトル」が好き
なぜ自分でやらなかったのかというと、隣で見てて明らかにバトルが難しかったんですよね。

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通常攻撃を「弱・中・強」の3種類からスタミナを消費しつつコンボを繰り出して、そして通常攻撃で貯めたポイントでUNOの色みたいなエレメントを使って攻撃...いやいや無理無理無理!!!

なんなら当時はスクルトとかプロテスとかひかりのかべとかすらまったく使いこなせてない時期ですからね。これは出来ないわと思いつつ見ていました。



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ところが実際に大人になった今やってみると、面白いのはこのバトルですね。

今となっては弱中強やエレメントは大して難しいものでもなく、
むしろレベル上げの必要がなかったりと社会人にむちゃくちゃ向いているゲームだと感じました。

このゲームかなり変わったレベルアップの仕組みになっていまして、
経験値という概念がなく、基本的にザコ敵(シンボルエンカウント)を倒してもほとんど成長せず、シナリオ上必須のボス敵を倒していくと必ずまとめて一気にレベルが上がります。

なので、自動的にシナリオのその時点で適当な強さにキャラクターが成長します。すごい。
もちろんだからといって楽勝かというとそんなこともなく、そこで先ほどの弱中強攻撃やエレメントの活用が大事になってくるんですね。そういう意味では風来のシレン的な面白さがあるかもしれません。





  • 豊富なキャラクターが好き
クロノクロス、仲間になるキャラクターが45人ぐらいいるらしくて大所帯です。
で、めちゃくちゃ自由度が高くキャラクターが仲間になったりならなかったりします。
仲間にしなくてもどんどん話が進んでいきます。

逆に仲間にしたかったキャラをしそびれてしまったので、
実は昨日プレイを始めたものの今朝さっそく最初からやり直すハメになったのですが...
昨日と今日でキャラクターがこんなに違います。

▼昨日(主人公/盗賊のキッド/藁人形)
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▼今日(主人公/わんこ/幼馴染のレナ)
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実際に連れて歩くのは3人なのですが、
最近のRPGでよくある「戦闘メンバーは3人だけど実際には8人で行動していてイベントシーンでわらわら出てくる」タイプではなく、本当に3人で行動することになるのでその時選んでいるメンバーによって喋るキャラクターが変わります



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昨日やっていたときには、ストーリー展開に関わる会話はだいたいキッドがしていたのですが...


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今日やり直したときにはシリアスな場面でもわんこが喋りまくるのですごいシュールなゲームになりました。まったく雰囲気が変わってきます。
選んだキャラクターによってガラリと印象が変わるので面白いですね。

またキャラクターデザインがあまりアニメっぽくないのもとても好みです。






  • 色彩鮮やかでアジア風な世界観が好き
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いやー本当に画面が美しい。

東南アジアやオセアニアを彷彿させる鮮やかなコントラストで世界が描かれています。
こちらの画面に映っているような海の描写やサンゴはといった自然美はもちろん...


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こういった町や村の風景など、人々の営みの美しさも描かれています。
これは個人的な好みの話になってしまいますが、私はこういったアジアの文化がとても好きなので旅行に行っているような気分でとても楽しいですね。

ヨーロッパ風な世界が舞台のゲームと比べると、こういったアジア風な世界がゲームのほうがぐっと現実味がありのめり込んでしまいます。
あとやはりアジア人(日本人)が作っているので文化の魅力が存分に引き出されていて、海の描写なんかは本当に素敵だなと思います。






  • 答えを出さずに余韻や余白がある感じの展開が好き
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クロノクロス全体に流れる空気感、村の人から本筋ど真ん中までを含めて
ゲーム内のテキストで完全に全てが語られないような雰囲気を感じます。

なんかこう、余白があるというか余韻があるんですよね。でもそれがすごく心地よいんですよ。
いくらでも語れる景色の美しさを「春はあけぼの」とまずビシッとまとめてしまう枕草子のような文学的な魅力を感じます。

なんでもかんでも全部しゃべっちゃうと、ちょっとつまらないんですよね。
行間を読ませることで解釈の余地を与えて読者と作者が作品を共創していく。
プレイヤーと作り手との間で、そんな共同作業が行われているのがこのクロノクロスという物語なのかなと思います。




  • BGMが好き。
言うまでもなく。もうオープニングから引き込まれ、全てが素晴らしいですね。




そんな感じでめちゃくちゃ楽しませて頂いているクロノクロス。
Vlogに残しながら引き続きプレイしていきたいと思います。動画はこちら。

第1回:キッドを仲間にしてゲームスタート(蛇骨館途中まで)


第2回:レナを仲間にし忘れたので最初からやり直し(ガルドーブ到着まで)


これから物語がどんな展開を見せていくのか、とても楽しみです。




クロノ・クロス
スクウェア
1999-11-18